episode 角煮

エピソード0 ~今はまだ小さくて でこぼこな石だけど~

「肉食いてぇな…。塊の肉。」

そう思ったのがすべての始まりだったのかもしれない ――――

 

 

 

 

そうだ、角煮を作ろう。

 

 

 

 

エピソードⅠ ~ここがスタートライン~

とりあえず肉を用意しました。豚バラ肉や肩ロースです。今回は初挑戦ということで、ネット上に転がっていた角煮レシピを参考にしました。

おおまかな手順は以下の通りです。

  • 肉、しょうが、ネギを鍋に入れて米のとぎ汁で下茹で
  • 味入れ

時間はかかるものの、めちゃくそ簡単そうですよね。

 

失敗?そんな言葉はおまめの辞書には載っていないです!いくぜ!

 

 

 

んで、出来上がったものがこちら。

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f:id:omame_eeeeeeeee:20200409041319j:plainまぁ、見た目は十分ですよね。

だがしかし、肉が硬い!!!だから2枚目の画像は調理後の肉を細かく切った皿です。

食べられるし、味も美味しいけど、おまめの作りたかった角煮はこんなんじゃないのです!

もっと柔らかくて、ぷるぷるで、、、

 

 

それから、あんなことが起こるなんて、この時のおまめは知る由もなかった。

 

 

エピソードⅡ~角煮が生まれ変わるセンセーション~

いや、まじ、あと1,2回くらいは失敗すると思ってたんですけどね。たったひと手間加えるだけでしたわ。

改良したおおまかな手順は以下の通りです。

  • 最初に肉の表面を焼く!(←最重要)
  • 下茹で
  • 味入れ

最初の角煮で肉が硬くなってしまった原因は、無防備な状態のお肉を加熱したため、お肉の水分が抜けてしまっていたことなんだろうと思います。なので今回は、お肉の表面を焼いてコーティング。

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ちょっと焼き目をつけるくらいでおっけーです。後で長時間火を入れていくので、この時に肉の中まで火を通す必要はないです。

 

はい、ここ、おまめポイント~

豚バラ肉を使うときは特になんですけど、熱したフライパンで油をひかずに、脂身のところから焼いていくといい気がします。めちゃくそ脂出てくるので。。

 

いや、この時点で美味そうすぎですよね。

 

んで、下茹でしていきます。圧力鍋を使用しています。

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しょうがは、チューブのやつでもいい気がします。

このネギ、普通に美味そうっていつも思います。ネギの青い部分も栄養価が高いので、スープなんかにリメイクして食べる人もいるらしいですね。(今回は燃えてもらいました。)

しょうがやネギは肉の臭み消しに効果が期待できるらしいです。

おまめは、脂がきつくなりそうなので、この時のゆで汁はほとんど捨ててしまいますが、ゆで汁をそのまま調理に使っていく人も多いのですね。中には、ゆで汁から出して、お肉を空気に晒すこと自体が良くない(お肉が硬くなってしまう原因になる)と言う人もいますが、最初にお肉の表面をしっかりコーティングしておけば大丈夫でしょう。

 

この時点で、前回のお肉とは明らかに様子が違いました。その様子がこちら⇓

 ぷるぷるしてる~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

この時のおまめは、勝利を確信した顔になっていましたね。

 

味は、酒、みりん、醤油、めんつゆ(かつおだしのやつ)を適当に入れていきます。めんつゆを使うのは、和風感が出て、個人的に好きな味になるからです。

 

味入れするときは、調味料などを入れて、いい感じの味になったら、加熱をやめてしっかり冷ましてあげます。冷ますことによって、お肉に味がきゅって浸み込みます。この時、ゆで卵なんかもいれちゃって、、、

 

そしてできあがった角煮がこちら。

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もう少し煮汁は多めの方が、保存したときにお肉が乾燥せずに済むかなぁ~って感じでしたが、かなりいい感じにできました。(ゆで卵の殻剥き下手くそ選手権グランプリ獲得)

 

揺らしてみましたので、ぷるぷる具合をその目で確かめてみてください。⇓

 

美味しかったです…。感動でした…。

 

 

 

エピソードⅢ ~何てコトない毎日がトクベツになる~

さて、角煮を美味しく作れるようになったおまめは、安易に優勝できる術を身につけてしまったも同然のなですよ。時間があって、塊のお肉を食べたいとき、自分にご褒美をあげたいとき、角煮を作るようになってしまいました。いや、何も悪くないが…?

 

美味しいのでいっぱい食べたいし、大量に作るかぁ!(この時は食べてみたいとの声が上がったので、来客を招いての角煮会を開催しましたね。)

って作った角煮がこちらです⇓

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圧力鍋(5.5L)もびっくりのぎりぎりラインでした。

この時は、最初の焼き目を入れるときに、お肉の表面に片栗粉をまぶしてみました。使ったお肉は肩ロースとバラでした。肩ロースが多めだったので、前回みたいにぷるぷるするか、どきどきしながら作っていました。

下茹での時に、紅茶のティーバックを入れると良いと聞いたので、何個か入れて茹でました。下茹でが終わった段階でのお肉の様子がこちらです。⇓

肩ロース君、ほろほろって…

 

味入れは前回とほぼ同様でしたが、少し、砂糖を加えてみました。

こちらは味入れ初期のお肉です。⇓

 今回は、来客も招いていたので、ここに、業務スーパーで買った大根も入れました。大根のめんどくさい下処理がされているもので、冷凍されているため、お肉に味入れするために加熱をやめたタイミングで入れてあげるだけで、かなり柔らかく、味がしっかりと浸みた大根になってくれました。優秀すぎでしょ。

 

出来上がった角煮がこちらです。⇓

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横にちょこっと見えてるのは、ベーコンと小松菜の炒め物です。とろとろ角煮と一緒に食べるものは、シャキシャキと、食感にアクセントをくれるものがいいかと思います。緑の野菜を使うと、見た目も良く、栄養バランスもぐっと良くなりますよね。

 

 

後日談というか今回のまとめ

お肉を加熱する時(角煮に限らず)、硬くなってしまうな~って人は、肉の表面をコーティングしましょう。また、加熱時間が長いほど硬くなる、逆に柔らかくなるお肉がありますが、これはお肉の部位や調理法による違いなので、使うお肉の特徴をよく知りましょう。

 

疲れた時は豚肉を食べましょう。豚肉には疲労回復効果が牛肉の何倍もあるらしいです。ビタミンも豊富ですし、安いし、豚肉にはいいところが多いです。

肉類では牛肉が一番幸福感を与えてくれるらしいのですが…。

 

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それではこのへんで。良き角煮ライフを~~~👋