音ゲ中にぶっかけられてた話

※生々しい表現もあるかと思いますので、苦手な方はブラウザバックでお願いします。

 

半日外出し、夕飯にお寿司とお酒を少々嗜んだ後のことだった。久しぶりに音ゲーをして帰ろうと思い、近くのゲームセンターに寄った。そこはホームゲーセンではないが、2,3番目によく行くゲーセンであったため、特に不安はなかった。ちょうど高校生が補導され始める時間だったので、筐体周りには人が少なかった。

 

事件は、3クレ目TRACK2「青空のラプソディ」をプレイしていた時のことだった。自分の中ではまぁまぁうまくできていたので、後半もこの調子で頑張るぞー!と意気込み、珍しく集中もしていた。

プレイ中、足元に今までに体験したことない妙な風圧を感じた。その時は以前にTwitterで見かけたような、女性音ゲーマーのスカートの中を盗撮しようとするやつか?と思ったが、ロングスカートだからって舐めたらアカン、今日の私はスパッツを履いているんだぞ、と強気になりプレイに集中した。曲の終盤には後ろ髪にも妙な風圧を感じたが、汗もかいていたし、ドルチェ&ガッバーナの香水なんて付けてないし、臭いだろう、逆に相手がかわいそうとすら思っていた。念のため、TRACK3に入る前に後ろを確認したが、人影は見当たらなかった。

3クレ目TRACK3が終わってから帰宅しようと、リュックを背負って身だしなみを整えていると、背中にヒヤッとした液体を感じた。最初はそんなに汗をかいていたのかと驚いたが、冷静になってもう一度触ってみると、その液体は汗ではない「何か」であると感じた。空いていたイスで着ていたレースカーディガンを脱いで見てみると、すそあたりに外側から白くてドロッとした液体がかかっていた。

さすがに私の頭の中も真っ白になった。

恐る恐る液体に触れた手の臭いを嗅いでみると、案の定、臭かった。私の記憶にある「アレ」の臭いそのものだった。量も「アレ」くらいのものだった。

 

 

 

後日談、というか今回のオチ。

その後、警察には行かずに直帰した。何より、気持ち悪いのでその場をすぐに離れたい。早く帰って服を洗濯し、お風呂に入りたい。その一心だった。正直、警察に調べてもらった結果、事件性があったとしても、犯人から謝罪されたくはないし、慰謝料が発生したとしても、気持ち悪くて受け取りたくない。

何かの間違いであって欲しい、私の勘違いであってほしい。

液体が「アレ」なんかではなかった。近くを通りかかった人が誤ってこぼしたドリンクがかかってしまっただけだ。(あんなにドロッとしたドリンクとは…?)臭いも、手汗のせいで私の手が異様に臭かっただけだ。レースカーディガンにかかった液体の臭いは…。

 

数時間経った今、気持ちも落ち着き、私の中では大したトラウマにもならないと思う。ただ、そこのゲームセンターやその周辺のゲームセンターに1人で行くことはないと思う。少なくとも当分の間はホームゲーセン以外には行かないつもりだ。ホームであれば知り合いが多いし、店員さんの目が届いているのでより安心できる。頻度は低いが、これからも音ゲー自体は続けていくつもりだ。音ゲーに罪は無い。

 

真偽は分からないままであるが、事実、「音ゲーの最中に何かをぶっかけられた」のだ。わざとじゃなくても、人に迷惑をかけるようなことをしてしまったら、しっかり謝ることのできる人間になろうな。

 

追伸

小林さんちのメイドラゴンS(2期)」の放送がめちゃくそ楽しみ。ぷくぷくカンナちゃん、マジやばくね?